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緊急時向けのアイピルが問題なく効果を発揮するための使用方法とは

2020年06月17日

日本国内では厚生労働省の承認をまだ得ていませんが、アイピルは世界各国では代表的なアフターピルと認識されており豊富な利用実績もあります。とはいえ、すべての内服薬に共通していることですが正しい使用方法を実践しないと、せっかくのすぐれた避妊効果も発揮できないことがあります。アフターピルを服用するのは、ある意味非常事態、妊娠成立を阻止するための最終手段なので確実に効果を発揮できるようにアイピルの正しい使用方法を検討してみましょう。

コンドームなどの避妊で失敗しても、受精卵が着床するまでには、概ね1週間ほどの時間が必要とされています。妊娠は成熟した卵子の排卵と、子宮経管を経由しての精子の子宮内部への移行、そして精子と卵子が受精して子宮内膜に着床するというプロセスをすべて経過することが必要です。アフターピルのアイピルには、強力な排卵抑制作用と受精卵着床の阻害効果の両面から、妊娠の成立を阻止する効能を有しているのです。

受精卵が着床するまでには1週間ほどの余裕があるとはいっても、時間経過にしたがって妊娠の成立を抑制する確率は低下していきます。そのため性行為後72時間以内に服用することが必要です。72次官経過時点での妊娠回避率は60割程度とされていますが、より確実に妊娠を避けたい場合には24時間以内に服用するのが正しいとされています。72時間を経過しても効果が0になる訳でもありませんが、期待できるほどの効果を発揮するのは困難になります。服用するに当たってはなにを選んでも特に問題はありませんが、消化吸収に影響を与えない観点からは水かぬるま湯で服用するのが正しい使用方法と言えます。

ところでアイピルを服用後に注意するべきなのは副作用の出現です。従来主流だったヤッペ法では中容量ピルを弐回に分けて服用することが必要で、ホルモン摂取量が大きく悪心や嘔吐などの副作用高率で出現することが問題視されてきました。深刻な副作用である、深部血栓症のリスクも否定できなかったわけです。副作用の問題についてはアイピルの場合、1階の服用で済み、配合ホルモン量も調整されているので、悪心や嘔吐など副作用の発生確率は相当低くなっています。とはいっても体質によっては、合わない方もいるので服用後2時間程度の短時間のうちにおうとしてしまうと、十分な黄体ホルモンを血液中濃度を確保することができないので、服用後しばらくの間は注意をはらう必要があります。