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アフターピルを使用すると性交してからでも間に合うその効能のメカニズムとは

2020年05月14日
笑顔の女性

コンドームや低用量ピルなど薬剤や器具を使用する避妊法は、いずれも事前対策を取ることで妊娠の成立を予防する点で共通しています。妊娠が成立するには、成熟した卵子が排卵されて、精子と受精してのち子宮内膜に着床することで初めて成立します。一度受精卵が着床してしまえば、避妊するすべはなくそれ以上の妊娠継続を阻止するには、人工中絶手術を選択するほかなくなります。一度受精卵が着床してしまうと、母体に負担とリスクを伴う中絶手術以外に適切な対処策が存在しないので、事前に妊娠成立を阻止することの重要性はあまりに明らかです。そのため避妊方法はいずれも事前に準備を講じておくことが基本原則とされているわけです。

避妊に失敗する事例で典型的なのは、コンドームが破れたり外れてしまったり、ピルを服用後短時間で嘔吐してしまったり、下痢などで女性ホルモンのレベルを一定以上に維持できないことなどです。しかし仮に射精してしまって、子宮内部に精子が入り込んだ段階でも、妊娠を回避する手段が皆無と言うわけではありません。妊娠を回避するための、事後的な最後の手段として利用されているのがアフターピルになります。そもそも受精卵が子宮内膜に着床するには、成熟した卵子の排卵と、子宮内部への射精した精子の移行・卵管愛撫での卵子と精子と卵子が受精し受精卵が子宮に着床するという一連の過程を経ることがあって初めて可能になります。仮に受精卵が形成されてしまっても、直ちに着床するわけではなく、1週間程度の時間経過を必要としています。従ってすくなくとも受精卵の着床だけでも阻止出来れば妊娠を回避することは可能です。

アフターピルは低用量ピルと異なり、黄体ホルモンだけを配合しているのが特徴。アフターピルの効能には排卵を抑制するだけでなく子宮頚部のコンディションを変化させて精子が、子宮内部に入り込むのを防止する効き目が含まれています。また精子が子宮から卵管などに入り込んでも受精を困難にし、受精卵が形成されても子宮内膜を着床しづらい効能などを有しているので複合的に妊娠を回避することが可能です。万が一精子が子宮内部に移行した段階でも、最終的に受精卵が着床するまでの器官に作用するので事後的に避妊を実践することが可能です。しかし注意しなければならないのは、一旦妊娠が成立してしまえば、たとえアフターピルを服用しても無効ということにあります。そのため最低でも性行為後72時間以内にアフターピルを服用することは必須です。